留学までの道のり IELTS編② 大学からの要求スコア Language requirements


前回はおおよそのTOEFLとの違いや印象について書いてみました。


今回は大学院留学に要求されるIELTSの得点についてです。


私が在籍しているオタゴ大学では,


学部(学士)   6.0 in academic module (with no individual band below 6.0)
卒後(修士など) 6.5 in academic module (with no individual band below 6.0)


となっています。この数字はそれほど高いものではないと思います。
オーストラリアで同条件で検索すると7.0(7.0 with each band) を要求されていますし、アメリカのDPTプログラムでも6.5程度は要求されるようです。


Language requirements + 大学の名前
で検索するとヒットしますのでご参考までに。


オタゴ大学の場合、学部 (Under graduate)、卒後 (Post graduate)共に足切り点が 6.0 に設定されています(私が出願した時は学士の足切り点は5.5だったと記憶しているのですが上がったのでしょうか)。


IELTSを5回受験した私の場合、全てのバンドの点数が横一列に揃ったことはなかったので(能力にムラあり…)、この二つにそれほど大きな差はないのかなといった印象です。


この、(with no individual band below 6.0) には何回も泣かされました。


こちらが私のIELTS(アカデミック)受験、計5回分の結果ですが、Overallでは5回のうち3回届いています。ですが、スピーキングとライティングが6.0に届かなかったため悔しい思いをしてきました。





こうやって見返してみると、リーディングとリスニングに関しては一度も要求されたスコアを下回っていません。


驚きなのは最初の受験でライティング6.0を取得していることですね。
2年近くも英語を勉強した上で受けた5回目のスコアと同じというのはどういうことなのでしょう。もしかして成長していない??? ガクッ。


全てのバンドに共通しているのはスピーキング、ライティングが苦手、さらにはライティングは6.5以上をとったことが無く、もっとも苦手であると言えます。

私は高校時代に短期の海外留学、大学時代にワーキングホリデーでオーストラリアに滞在したことはありました。英語を話す機会というのはその時に多少あったくらいで、日本国内にいて日常的に英語で会話する機会というのはそれほど多くなかったと思います。さらに英語を書く機会というのはさらに少なかったです。


もともとのアウトプット能力の低さに加えて苦手分野を強化できる環境が少なかったために、達成するのにこれだけの時間がかかってしまったと思います。


どのように対策を立てるのか、苦手分野を絞って勉強するのはどうしたらいいのか。合格するまで何度も自問自答しました。というのも出会った英語講師の方々は皆違う方法を教えてくるからです。語学学校に通うのは最終手段(金銭的に)と考えていたため、自分だけで試行錯誤する日々が続きました。しかし、ライティングだけは添削が必要なため、自分1人でスコアを上げるのは難しいと思います。この点はまた別の機会に考察したいと思います。


結局時間はかかったもののなんとか要求スコアをクリアできました。


この時の喜びは非常に大きかったです。夜間に結果がメールで届いたのですが、明け方に確認しました。朝5時頃だったでしょうか。


叫びましたね。妻・子供が寝ているのも忘れて叫びました。ガッツポーズです。


思い返してみるとたかだか英語の試験、頑張れば結果はついてくると思います。今まさに頑張っている方、これから頑張ろうと思っている方にも良い結果が訪れることを願っています。勉強している時は孤独に感じることも多いと思いますが、決して一人ではありませんよ。


次回から私が実践した勉強法などご紹介します。


では。



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